キャッシュレス決済
読み: キャッシュレスケッサイ
キャッシュレス決済は、現金 (紙幣・硬貨) を使わずに支払いを行う方法の総称です。クレジットカード、デビットカード、電子マネー (Suica、PASMO など)、QR コード決済 (PayPay、楽天ペイ、d 払いなど) が主な手段です。日本のキャッシュレス決済比率は 2023 年に約 39% に達し、政府は 2025 年までに 40% の目標を掲げています。中国では 80% 超、韓国では 90% 超と、アジア諸国では日本を大きく上回る普及率です。
QR コード決済がキャッシュレス市場で急成長した理由は、導入コストの低さにあります。クレジットカードや電子マネーは専用の決済端末 (数万円) が必要ですが、QR コード決済は紙に印刷した QR コードを店頭に置くだけで始められます (ストアスキャン方式)。小規模店舗や屋台、フリーマーケットなど、従来キャッシュレス化が困難だった業態にも普及しました。
QR コード決済には 2 つの方式があります。ユーザースキャン方式は、店舗が提示した QR コードを客がスマートフォンで読み取り、金額を入力して支払います。ストアスキャン方式は、客のスマートフォンに表示された QR コードを店舗側が読み取ります。ユーザースキャン方式は店舗側の設備投資がほぼゼロで済む反面、金額の手入力ミスのリスクがあります。ストアスキャン方式は POS 連携による正確な金額処理が可能ですが、読み取り端末が必要です。