Qraft (クラフト)

ファームウェア

読み: ふぁーむうぇあ

ファームウェアは、ハードウェア機器に組み込まれ、その動作を制御するソフトウェアです。OS やアプリケーションとは異なり、機器の ROM やフラッシュメモリに書き込まれ、電源を切っても保持されます。ルーター、プリンター、カメラ、IoT デバイスなど、ほぼすべての電子機器がファームウェアで動作しています。

QR コードの読み取りに関わるファームウェアは複数あります。専用の QR コードリーダー (ハンディスキャナー) のファームウェアは、画像処理アルゴリズムとデコードエンジンを含んでおり、更新によって新しい QR コード規格 (rMQR、eL-QR など) への対応や、読み取り速度の向上が実現されます。POS 端末のファームウェアは、GS1 QR コードの読み取りに対応するために更新が必要になる場合があります。

スマートフォンのカメラアプリも広義にはファームウェア (またはシステムソフトウェア) の一部であり、OS のアップデートに伴って QR コードの認識精度が向上することがあります。iOS 11 で標準カメラアプリに QR コード読み取り機能が追加されたのは、ファームウェアレベルの変更でした。

セキュリティの観点では、ファームウェアの脆弱性を放置すると、QR コードリーダーが攻撃の入口になるリスクがあります。特にネットワーク接続された業務用スキャナーは、ファームウェアを最新に保つことが重要です。