ペイロード
読み: ぺいろーど
ペイロードは、通信パケットやデータ構造において、制御情報 (ヘッダー、メタデータ、エラー訂正) を除いた、実際に伝達したいデータ本体を指します。ロケットのペイロード (積荷) が語源で、「運ぶべき本体」という意味です。
QR コードのペイロードは、エラー訂正コードワードやフォーマット情報を除いた、ユーザーが格納したデータ (URL、テキスト、連絡先情報など) の部分です。QR コード全体のコードワード数のうち、ペイロードとして使える割合はエラー訂正レベルによって変わります。バージョン 40 の全 3,706 コードワードのうち、データ用に使えるのはレベル L で 2,956 個 (約 80%)、レベル H では 1,276 個 (約 34%) にとどまります。レベル名に付く約 7%・約 30% という数字は復元できる欠損の割合であり、ペイロードの割合ではありません。
ペイロードの最大サイズは QR コードのバージョンとエンコーディングモードで決まります。最大バージョン 40 (177×177 モジュール) でレベル L の場合、数字なら 7,089 文字、英数字なら 4,296 文字、バイトデータなら 2,953 バイトがペイロードの上限です。実用上は URL や短いテキストを格納するケースが大半で、この上限に達することは稀です。