Qraft (クラフト)

数字モード

読み: スウジモード

数字モード (Numeric Mode) は、QR コードが備える 4 つのエンコードモードのうち最もデータ効率が高いモードです。扱える文字は 0 から 9 の数字のみですが、3 桁の数字をわずか 10 ビットに圧縮できるため、同じバージョン (サイズ) の QR コードに最大 7,089 桁の数字を格納できます。

圧縮の仕組みはシンプルです。入力された数字列を 3 桁ずつのグループに分割し、各グループを 10 ビットの 2 進数に変換します。末尾が 2 桁余る場合は 7 ビット、1 桁余る場合は 4 ビットで表現します。たとえば「01234567」は「012」「345」「67」の 3 グループに分割され、それぞれ 10 ビット、10 ビット、7 ビットの計 27 ビットで符号化されます。

電話番号、郵便番号、会員番号、製造ロット番号など、数字だけで構成されるデータには数字モードが自動的に選択されます。英数字モードでは 2 文字を 11 ビットで表現するため、数字だけのデータに英数字モードを使うと約 1.7 倍のビット数が必要になります。QR コード生成ツールは通常、入力データを解析して最適なモードを自動選択しますが、データの種類を意識することで、より小さな QR コードで同じ情報を伝えられます。