ラストマイル
読み: ラストマイル
ラストマイル (last mile) は、物流における配送センターから最終届け先までの最後の区間を指す用語です。もともとは通信業界で「電話局から家庭までの最後の回線」を意味していましたが、現在は物流の文脈で広く使われています。配送コスト全体の約 50% がこの区間に集中するとされ、効率化が最大の課題です。
QR コードはラストマイルの効率化に貢献しています。配達員が荷物の QR コードをスキャンすることで、配達ステータスがリアルタイムで更新されます。置き配の場合は、配達完了時に QR コードと配達場所の写真を記録し、受取人に通知します。宅配ボックスの解錠に QR コードを使うサービスも登場しています。
ラストマイルの課題は、配達先が分散していることです。配送センターから 100 件の荷物を 100 か所に届けるには、効率的なルート計画が不可欠です。再配達の問題も深刻で、日本では宅配便の約 12% が再配達になっています。置き配、宅配ロッカー、コンビニ受取などの代替手段が普及しつつあります。