相互運用性
読み: そうごうんようせい
相互運用性 (インターオペラビリティ) は、異なるメーカー、プラットフォーム、システム間でデータや機能をシームレスに共有・連携できる能力です。USB がどのメーカーの PC でも使えるのは、USB 規格の相互運用性が高いためです。
QR コードの最大の強みの一つが、極めて高い相互運用性です。ISO/IEC 18004 として国際標準化されているため、どのメーカーのスマートフォンでも、どの国でも、どの QR コードリーダーアプリでも、同じ QR コードを正しく読み取れます。特定の企業やプラットフォームに依存しないオープンな規格であることが、世界中での普及を支えています。
決済分野では、相互運用性が課題になることがあります。PayPay の QR コードは PayPay アプリでしか読み取れず、WeChat Pay の QR コードは WeChat でしか使えません。決済サービスごとに異なる QR コードが乱立する状況は、店舗にとってもユーザーにとっても不便です。この問題を解決するため、JPQR (日本) や SGQR (シンガポール) のように、複数の決済サービスを 1 つの QR コードに統合する取り組みが進んでいます。
GS1 デジタルリンクも相互運用性の向上を目指す規格です。商品識別 (GTIN)、消費者向け情報 (URL)、物流データを 1 つの QR コードに統合し、POS レジ、消費者のスマートフォン、物流システムのいずれからでも読み取れる設計です。