Qraft (クラフト)

バリアフリー

読み: ばりあふりー

バリアフリーは、障害者や高齢者が社会生活を送る上で直面する物理的・制度的・心理的な障壁 (バリア) を取り除く取り組みです。建築物のスロープやエレベーター設置が代表例ですが、情報アクセスにおけるバリアフリーも同様に重要です。

QR コードのバリアフリー設計には複数の観点があります。物理的な配置では、車椅子利用者の目線 (地上 100〜120cm) に QR コードを掲示すること、視覚障害者が QR コードの存在を認識できるよう触覚マーカー (凸点や点字) を併設することが挙げられます。QR コード自体のデザインでは、前景色と背景色のコントラスト比を 4:1 以上に保ち、色覚多様性にも配慮します。

見落とされがちなのが、QR コードのリンク先のバリアフリーです。スキャン後に遷移する Web ページがスクリーンリーダーに対応していなかったり、文字サイズの変更ができなかったりすれば、QR コード自体がいくら読み取りやすくても意味がありません。QR コードの設計は、スキャンの瞬間だけでなく、その先の体験全体を含めて考える必要があります。