Qraft (クラフト)

ピクセル

読み: ピクセル

ピクセル (pixel) は picture element の略で、デジタル画像を構成する最小の正方形の点です。ディスプレイ上のすべての画像はピクセルの集合体であり、1 ピクセルが 1 つの色情報を持ちます。QR コードの文脈では、1 モジュール (白黒の最小単位) を何ピクセルで描画するかが、コードの視認性とスキャン精度に直結します。

QR コード画像を生成する際、1 モジュールあたりのピクセル数を「モジュールサイズ」と呼びます。モジュールサイズが小さすぎると、カメラのピントが合わずスキャンに失敗します。一般的に、スマートフォンでの読み取りを想定する場合、1 モジュールあたり最低 4 ピクセル以上が推奨されます。名刺やポスターなど印刷物では、印刷解像度 (dpi) との兼ね合いで必要なピクセル数が変わります。300 dpi で印刷する場合、1 cm あたり約 118 ピクセルとなるため、モジュールサイズ 0.5 mm の QR コードでも十分な解像度を確保できます。

PNG や JPEG などのラスター形式で QR コードを書き出す場合、拡大するとピクセルの境界がぼやけるジャギー (ギザギザ) が発生します。これを避けるには、最初から十分な解像度で生成するか、SVG のようなベクター形式を選択するのが実務上の定石です。Web サイトに QR コードを掲載する場合は SVG が最適で、印刷用途では高解像度の PNG が適しています。