色深度
読み: いろしんど
色深度 (ビット深度) は、デジタル画像の 1 ピクセルが表現できる色の数をビット数で示す指標です。1 ビットなら白黒の 2 色、8 ビットなら 256 色、24 ビット (RGB 各 8 ビット) なら約 1,677 万色を表現できます。
QR コードは本質的に 1 ビット画像です。各モジュールは「暗い」か「明るい」かの 2 値で情報を表現し、中間色は存在しません。この 2 値性がスキャナーの高速な認識を可能にしています。グレーや中間色のモジュールがあると、スキャナーが「暗い」と「明るい」の判定に迷い、読み取りエラーの原因になります。
デザイン QR コードでは、モジュールの色をカスタマイズするためにフルカラー (24 ビット以上) の色深度が使われます。ただし、デザインの自由度を上げても、各モジュールが「暗い」か「明るい」かの判別が可能なコントラストを維持する必要があります。暗いモジュールに濃い青や濃い緑を使うのは問題ありませんが、明るいモジュールに薄い黄色を使うと白背景との区別がつかなくなります。
QR コード画像を保存する際のファイル形式と色深度の関係も重要です。PNG は可逆圧縮で色深度を維持しますが、JPEG は非可逆圧縮でモジュールの境界がぼやけます。QR コードの保存には PNG (1 ビットまたは 24 ビット) か SVG (ベクター) が推奨されます。