Qraft (クラフト)

電子カルテ

読み: でんしかるて

電子カルテは、従来の紙カルテに代わり、患者の診療記録、検査結果、処方歴、アレルギー情報などを電子的に記録・管理するシステムです。日本では 2020 年代に入り大規模病院での導入率が 90% を超え、診療所でも普及が進んでいます。

QR コードは電子カルテと連携して、医療現場の効率化に貢献しています。患者のリストバンドに印刷された QR コードスキャンすれば、瞬時に電子カルテの該当患者ページを開けます。投薬時には、実施者 (看護師など) の職員 ID、患者のリストバンド、薬剤ラベルの 3 つのコードを順に読み取って突き合わせる「三点認証」が使われ、患者違い・薬剤違い・実施者の記録漏れをまとめて防いでいます。3 点のいずれかが一致しなければ端末が警告を出し、一致した場合はそのまま「誰が・誰に・何を」実施したかの記録として電子カルテに残ります。

処方箋の QR コード化も進んでいます。医師が発行した処方箋の内容を QR コードに格納し、薬局でスキャンすれば、手入力による転記ミスを排除できます。日本の処方箋 QR コードには JAHIS (保健医療福祉情報システム工業会) の標準規格が使われており、医療機関と薬局の間でデータ形式が統一されています。